櫻沼弘法大師堂
☆伝説
明治の末頃、足の不自由なお婆さんがおりました。
お婆さんは弘法大師様を信仰して毎日不自由な足を引きずって
桜の下に座ってお経を唱えるのを日課としていました。
雨の日も雪の日もお婆さんの姿が桜の木の下に見られました。
そうして、一年余りが経ったころ、お婆さんの不自由だった足が
自由に動けるようになったそうです。
☆旧弘法大師堂
昭和16年に写されたという写真。
画像は現在ある『桜沼大師堂』の前に建てられた大師堂です。
場所は現在とほぼ同じ場所ですので廻りにたくさんの木が生い茂っていた当時が伺えます。
大師堂は現在よりもかなり大きなもので、屋根は杉皮で葺かれていました。
服装や景色から当時が伺える貴重な画像です。
(左上に少し写っているのが「弘法桜」です。)
☆現在の建物
昭和41年9月21日 完成
平成19年4月24日 修復完了 現在の「桜沼大師堂」
櫻沼白龍神
さまざまな言い伝えも多く、御利益があるとのことで、遠くから参拝に訪れる方も数多い・・・
また、訪れれば知る人ぞ知る、パワーを持った地 そんな弘法大師ゆかりの場所です。
御縁日 4/21 9/21
平成十九年五月三日
櫻沼大師堂改修工事及び御宝前に奉納をし、法要を執り行いました。