弘法桜
こちらは雫石町長山街道沿いにある、樹齢800年を超える桜
『弘法桜(こうぼうざくら)』です
◎雫石町指定天然記念物 一名 『弘誓桜』(クゼイ)
種類はエドヒガンザクラ
樹高:16.0m 幹周:490㎝ 根元高20㎝の周囲:790㎝
枝張り東西18.9m 南北20.4m
※平成27年調べ
いろんな時代を亘ってきた、県下では一番元気に長生きしている桜の巨木です。
開花時の見事な姿だけでなく、
見るものに元気と勇気を与えるかの如く、力強く生きている桜です。
樹齢800年を超える古木としても日本で一番北に位置する桜となります。
☆伝説
この地は岩手山神社へ向かう参道に面しております。
昔、弘法大師がこの参道を通った際に杖を突き立てたものが根付いたと言われ、
「枝を折ると血が出る」との昔からの言い伝えがあります。
敷地内の櫻沼には、龍が昇っていったとの伝説もあり、
この桜も龍が起き上がり天に向かって昇ろうとしているような勇壮な姿に見えます。