今日の弘法桜 2011

23年5月12日(木) 快晴

雲ひとつありません。気持ちのいい朝です。

青空の中での花の舞・・・今年最後でしょう。

寒さのせいで開花から満開まで時間がかかった弘法桜です。

満開からの散り具合のスピードも今年はゆるやかに進行している様子。

緑は濃くなりましたが、まだ身頃です。

夜からは天気が崩れるので、雨と共に落下が盛んになるのではないでしょうか。

今日が今年最後の弘法桜といえるでしょう。

たくさんの人が訪れ、元気と勇気をそして今年に限ってはいろいろと

見直しなどと考えさせられることもあったのではないでしょうか。

震災という自然の猛威を目の当たりにし、

自然をいかし、共に生きるのが本来あるべき姿なのだと。

長い年月を生きてきた弘法桜を見ていると、

体をはって生き方そのものを悔い改めよと

問いただしてくれているような気がします。

昼の様子・・・

23年5月11日(水) 晴れ

朝の様子・・・

今日はいい天気になりそうです。

朝は雲はないのですが霞がかったような空で

期待していたほど日射しも強くありません。

23年5月10日(火) 雨のち晴れ

朝まで降った雨もあがり、昼にはようやく雲も切れました。

昼の様子・・・

強い風を時折受けながら弘法桜も散り始めました。

画像ではわかりづらいですが大きなアオダイショウが弘法桜を登っています。

この後枝をつたわり隙間から大師堂の天井裏へ消えていきました。

伝説も多い由緒ある場所ですので

このような光景は日射しが暖かい日中には珍しいことではありません。

今年も開花の確認の際、何度か見かけました。

もし、目にした場合は決して悪戯しないで下さいね。

登る姿をずっと見ていた滝沢からこられたという方・・・

「ここの主なんだろうね~うちも家の前によく出るんだよね。」

いろんな場所に主はいます。

櫻沼内に咲いている花、ミツガシワを見て

「なんていう花かしら・・・初めて見た」とのことでした。

23年5月9日(月) 晴れ

今日は気温が上がらず午前中は、岩手山も雲に隠れていましたが、

昼前に岩手山も顔を出しました。

お昼の様子・・・平日ですが、たくさんの人が訪れています。

人の大きさと比べると弘法桜の大きさが伺えます。

多少緑が濃い部分も見られてきましたが、まだ、花びらは散り始めていません。

水沢からこられたという方・・・

 「うちも神社がありますが管理するのが大変です」

大きな神社と違い、代々受け継がれている個人所有のような神社は

しっかりと世代交代し続け、管理できればいいのですがそうでない場合も少なくないでしょう。

また、信仰心にゆだねられる部分も多いのではないでしょうか。

ここ弘法桜のある境内地についても例外ではありません。

しかし、たくさんの人が弘法桜を見、勇気だったり力をもらったりしていると思います。

桜の開花時期以外にも弘法大師堂には心のよりどころとして多くの方が参拝に訪れます。

別当としてこれからも皆さんが気持ちよく立ち寄ることができるように

境内地の管理をしていきたいと思います。

23年5月8日(日) 曇り

朝の様子・・・比較的青空に恵まれました。

弘法桜はというと、将に今から天に飛立とうとする龍のようです。

夕方・・・雨雲が多くなりました。

今日は暖かく日が射したり、雨がぱらついたりと忙しい天気でした。

23年5月7日(土) 霧雨

朝の様子・・・8分咲き

昨年は5月7日に満開になりました。

気温が上がらず、去年より開花は早かったのですが、

昨年のペースに追い抜かれました。

この後、午後から本格的に雨が降るようです。

夕方の様子・・・

曇り空でしたが雨がなんとかもってくれたおかげで満開となりました。

龍が昇るような勇壮な姿がたくさんの人の心に届き、

生きる力となってくれればいいですね。

800年余りの歳月を見守ってきた桜

復興へと進む日本にこれからも勇気を与え、

暖かく見守ってくれるでしょう。

23年5月6日(金) 曇り

朝の様子・・・5分咲き

日中は晴れ間も見えるようですが気温も14度とあまりあがらないようです。

夕方の様子・・・曇り空です。

23年5月5日(木) 晴れ

朝、気持ちいいほどの青空・・・3分咲きといった程度でしょうか。

咲き具合はいまひとつですが青空に誘われいろんなアングルから撮影しました。

夕方・・・曇り空です。

朝に比べるとかなり開花しました。

23年5月4日(水) 曇り

朝の様子・・・風もなく寒さは感じませんが曇り空です。

今日の予想気温は14度。

どの程度開花が進むのか楽しみです。

櫻沼内ではミツガシワも咲き始めました。

日中、予想外に雨もぱらつき思った以上に開花しません。

夕方の様子・・・雲も多く一気に気温が下がり冷え込みました。

23年5月3日(火) 晴 櫻沼白龍神の日

今日は櫻沼白龍神の日です。 供物と共に手を合わせてきました。

おだやかな朝、風も治まり今日の天気に期待します。

予想気温は18度。

どれだけ開花するでしょうか。楽しみです。

朝の様子

夕方の様子・・・かなり開花が進みました。

弘法桜の隣、櫻沼を囲むソメイヨシノも今日開花しました。

明日の天気予報も日中晴れです。たくさんの花びらが開くでしょう。

23年5月2日(月) 雨のち晴

朝の様子・・・雨交じりの天気ですがこれから回復していくでしょう。

それにしてもすごい風です。

どの程度開花するのか楽しみです。

昼の様子・・・画像左下の部分が開花しているのがわかります。

今日の気温は10度、風が強く思っていたほど開花しません。

残念ながら足踏み状態です。

23年5月1日(日) 雨

朝・・・雨です。

夕方・・・雨の中、どの程度開花したか確認。気温15度といいながら

雨の為決して暖かく感じません。

咲いている部分の画像・・・これを開花とはいえないさびしい状況です。

明日も天気はあやしいようで、しかも日中の気温が8度・・・

あさってからは気温もいい上がり天気がいいようです。

23年4月30日(土) 曇りのち雨

盛岡では桜が満開となりました。

午前中は天気も悪くなかったので、開花するかと思わせる天気でしたが

午後からくずれました。明日も一日雨だそうです。

かなり枝が赤くそまってきました。

23年4月29日(金) 曇り

23年4月28日(木) 雨時々曇り

日に日に少しずつですが花びらが開いてきています。

23年4月27日(水) 雨

今日の気温は13℃一日雨模様です。

つぼみの中から花びらが見え始めました。

こちらは花びらがよくわかります。

明日も気温が上がらず一日雨の予報

開花はその後となりそうです。

23年4月26日(火) 曇り

あまりの寒さにつぼみの状態も変わらずです。

昨日の続きで樹木医による治療跡です。

「三月の風と四月のにわか雨とが五月の花をもたらす。」

イギリスのことわざ 

がんばりましょう。

23年4月25日(月) 晴

朝、日が射したのを見計らって撮影

これから天気は下り坂で2,3日天気も思わしくありません。

まだ、花びらも顔を出さず、開花が待ち遠しいですね。

今年は震災の影響で各地の桜まつりも自粛や見直しが行われています。

節電の影響もありライトアップもなしというところが多いようですね。

弘法桜のライトアップは例年雫石町の協力の下、電源には発電機を用いて行われています。

今年はまだ開花しておりませんので町からの事前連絡が来ておりませんが

ライトアップはおそらく中止ではないかと思います。

樹齢800年を超える弘法桜は岩手山にも程近く、震災の他火山の噴火や風雪等、

長い年月を自然に立ち向かい今まで生きてきました。

見てもらえればわかるとおり枝や幹が大きく折れた痛々しい形跡が多数あり、

枯れかけた時期もありましたが現在では元気な姿をみなさんに届けています。

弘法桜の勇壮な姿を見て一人でも多くの方に元気と勇気を届けることができればいいですね。

画像は20数年前・・・幹や枝が折れ、枯れかけていた頃の弘法桜

今では考えられない姿です。

樹木医による治療を受け、数年後の弘法桜

今のような勇壮な枝ぶりも少なく、当時はバックの岩手山も隠れずくっきりと見えます。

この弘法桜のように力強く生きてぬいて 「がんばろう日本!!」

23年4月24日(日) 雨

23年4月23日(土) 雨

朝、まだ小雨です。

今日はこれから崩れ大荒れのようです。

石割桜は21日(木)に開花。

石割桜を基準にするとこちらの開花は1週間後

連休から咲き始め連休後半が見頃ではないでしょうか。

23年4月21日(木) 曇 櫻沼弘法大師堂 ご縁日

気温も上がらず寒い為、桜も足踏み状態です。

23年4月20日(水) 曇

23年4月19日(火) 雨

朝の様子・・・雨が降ってきました。今日は日中雨の天気

夜から朝にかけてはみぞれから雪だそうです。

最高気温の予想も5度と寒い一日のなりそうです。

歩道や車道に張り出していた枝を通行の安全のためにカットしました。

その他の枝も枝ぶりを見て手入れを行いました。

今年の開花は全国的に平年並みですので、弘法桜も4月後半、

ゴールデンウィークの始まりと共に咲き始めるのではないでしょうか。

23年4月18日(月) 晴れ

桜が咲く前に・・・と長い枝を支える支柱の取付が行われました。

◎その他の桜

沿岸の被災地では一足先に桜が咲いていました。津波が押し寄せ廻りは大量のがれきの山です。

廻りを見れば溜息しか出ない惨状の中、こちらの桜は残った枝で一生懸命に咲き、

立ち上がろうとする復興の先駆者のようにも見えます。

その力強い生命力は、今年に限っては桜の華麗さ以上に

見るものに勇気を与えようとしているようで

どんな桜よりも私の心に響き感動を与えるものでした。

(4月16日 大船渡市 赤崎小)